ドイツで年越しカウントダウン!!〜街の様子は??
ドイツで年越し!ケルン市内の新年、大晦日の街の様子は?
皆さん!新年明けましておめでとうございます!
日本では今頃お節を食べたり、神社に行ってお参りをしてそこで御神籤を引いたり、実家に帰ったりとさまざまな形で新年、大晦日を堪能していることでしょう。。。
そんな日本の風景を思い浮かべながら大晦日の夜ドイツでは何が起こるのかを見にケルン大聖堂に向けて出発しました。ドイツの人たちはどのようにして新年を迎えるのか自分の視点から皆さんに向けてお伝えしていくそんな記事になっております!
1、コロナウィルスの影響
2021年もかなりコロナで行動が制限がされましたね。本当に早期の終息を祈るばかりです。そんなコロナ禍の中で迎える二度目の年越しとなりました今年の大晦日もドイツの人々にとっては普段とは違った大晦日になったようです。例年のこの時期、ドイツでは友人とともに夜中にパーティーを開いてこの時期にのみ販売される花火などを買ってみんなで新年を祝うようです。
しかし、
今年はコロナのため花火の販売が制限されまた、私が行ったケルン大聖堂の前も花火の持ち込み禁止を促すような看板や警備の方々がいました。例年であれば大聖堂前は多くの花火が打ち上げられ大いに賑わうようなのですが、今年は見れなくて残念です。
2、カウントダウン
大聖堂の最寄り駅まで行くとあまり多くの人がいるなという印象は受けませんでした。しかし酒を飲んでテンションがハイになっている若い人たちや家族連れの方たちがちらほらと大聖堂の方に向かっていました。やはりみんなも大聖堂に向かうんだなとあらためて街の象徴である大聖堂は愛されているなと思いました。
大聖堂近くに着くと11時45分でしたまあまあな人だかりができていて身動きが取れないほどではなくほどほどに人が集まっていました。私の中では勝手にニューヨークのカウントダウン暗い人が集まっているのかなと想像していたので少し期待ほどではなかったです。徐々に12時が近づくにつれてあのウキウキした雰囲気が出始めてついにあと1分を切りました。
残り10秒になった時ついにカウントダウンが始まりました。ten,nein,eight,,,,,,
聞こえてきたのは英語でのカウントダウンでした。私は思いっきりドイツ語で数えようとしていたのですが現地の皆さんは英語で数えてました。
そしてみんなでzero!と言った後、一人の男性が
「Happy new year!!!!!!! 」と叫び周りから拍手が沸き起こりました。
いや、ここも英語なんかい。と心の中で突っ込みながらも2022年1月1日を迎えました。
3、カウントダウン後の街中の様子
カウントダウンを終えて少し余韻に浸っているとぼちぼち人が帰り始めたので本当にカウントダウンだけしにきた私のような人もいるんだなと思いました。
大聖堂前を後にして少し街の様子を見て回ってから家に帰ろうと思い歩き始めると
「バンッ!」
といきなり音がしてみてみると黙々と煙を立てながら爆竹のようなもので楽しんでいる若い人たちがいました。
また遠くの方でも大きな音がしてみてみると、ライン川の方で小さい花火が上がっていました。
建物のベランダから家族で花火を眺めていたり、パブでビールを飲みながら友人たちと年越しを楽しんでいる様子も見ることができました。
なんとなく自分の中でドイツらしい素敵な年の越し方だなと思いながら一人で街を歩いて駅に向かいました。
4、電車の中でのトラブル
駅に着くと多くの人と電車の警備の人たちで溢れていてとても賑やかでした。一緒に楽しんでくれる人もいなかったので私は足早に家に帰ろうと思い電車を待っていました。
電車を待っていても爆竹や花火の音が所々から聞こえてきて音が鳴るたびにびくついていました(笑)
道路に向かって爆竹を投げている人もいてみんなテンションが上がっているんだなと少し冷めていると私が乗る電車が来たので椅子から立って電車に乗り込みました。
すると電車の中では8人くらいのグループが音楽を流しながらビール瓶を持って大声でしゃべりながら楽しんでいました。さすがドイツです。
楽しそうだなと思いながらも距離を取ろうと目を逸らした一瞬のうちに後ろでなんだか物騒な音がすると思うといきなり乱闘が始まっていました。
血を流しながらも殴り合う男の人たち。本当に意味がわからず放心状態になっていた私のところにそのうちの一人が飛んできたのでいよいよ怖くなって一度電車を降りることにしました。電車を降りても外ではものすごい揉み合いが始まっていて、女の人が助けを呼んで警備の人も加わりなんとか引き離していてもう映画みたいになっていました。ドイツ人のガタイの良さは半端じゃないので僕は立ち尽くして見守ることしかできませんでした。
そんな僕の前を信じられないものが通っていきました。ビール瓶が、、、
もうすごい勢いで飛んできてそのまま地面に砕け散りました。(いや、流石にやりすぎでしょ)と思っていると近くにいた男の子は号泣
してるしいつの間にか警察も加わっていて床に取り押さえられたり連行されたり逃げ出している人もいて、新年早々本当に物騒でした。
ドイツの人たちは頭に血が登ると抑えるのが大変です。トラブルに巻き込まれそうになったらまず身の安全を確保することが最優先です。
何はともあれ無事に家路に着いた僕はもうぐったりですぐにベットに潜りました次の日の朝家族から着信が入ってい他のでビデを通話で折り返してみると親戚一同がおせちを囲んで楽しそうに談笑しながらお正月を堪能していました。日本ならではのあのお正月の雰囲気は世界中どこを見ても特殊ですし素敵な文化の一つだなと思いました。
来年はコロナも落ち着いて平和な日本のOSYOUGATUを家族みんなと過ごしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでも楽しんでもらえたでしょうか。質問や次の記事のリクエストなどありましたらお気軽にコメントいただければと思います。それではみなさん良いお年を!