ドイツ蹴球記 〜19歳ドイツで学ぶ〜

ドイツ流、僕が世界で感じたこと

日本のここが良い!〜海外から見た日本の良さ

Guten Tag!!

 

皆さんこんにちは。本日は海外から日本を見てみたときに私が

 

「日本のここがいい!!」

 

と思ったことをいくつか紹介していきたいと思います。日本に住んでる時には気づけなかった日本のすごいところや日本が世界に誇れるところなどを自分目線で皆さんにお伝えしていきたいと思っています。

きっと共感できるところや新しい発見があると思いますのでぜひ最後までお楽しみください!

 

それでは行ってみましょう😁

 

 

 

①食べ物

 

海外在住日本人のほとんどの人が日本の良いところでまず真っ先に思い浮かぶのが『日本食』だと思います。

日本食は日本が間違いなく世界に誇れる食文化です!

 

私がいるドイツでも日本食レストランは毎日たくさんのお客さんで賑わっていますし、ドイツ人の中で日本食というのは普段から気軽に食べにいけるようなものではなく少し値段の張る高価な食べものという印象があります。

 

ヨーロッパだけではなくアメリカやカナダなどでもJAPANESE FOODとして強い存在感があります。

 

といっても、海外で営業している日本食レストランのほとんどは本当の意味での日本食を提供していません。なぜなら現地の人たちに受け入れてもらうために少々味やスタイルを変えたりする必要があるからです。

 

日本人は出汁や素材の旨みなど繊細な旨味を感じることができますが、外国の方達はそれでは物足りなく感じたり薄味だと感じることが多いようです。なので海外で出される日本食の中にはマヨネーズや鰻のタレなどで強く味付けされた日本では見たこともないような料理がだされていることが多くあります。

 

また、刺身や寿司なども日本の魚を新鮮な状態で海外に輸出することは難しく冷凍のものか現地のマグロやサーモンなどが寿司として出されています。

 

以上のことを踏まえて海外では本当の意味で日本食を楽しむことができません。値段も日本と比べると相当高いですし、、、、だからこそ日本で食べる新鮮で身に染みるような日本食を日本のリーズナブルな価格で楽しめることは海外在住者からするととても羨ましいことです

 

間違いなくこれは真っ先に出てくる日本の良さのですね!!

 

 

 

②治安の良さ

 

 

 

外国人が日本人から聞いて驚くことといえば財布を落としたら戻ってくるということですよね。これはスリや詐欺が多いヨーロッパ人などからしたら信じられないことです

 

日本でよく見る酔ったおじさんがダラダラと絡んできたり若者が外で大騒ぎするなど海外から見たら本当に可愛いものです。

この前は電車の中で殴り合いが起きていましたし、ヨーロッパ旅行をしているとどんなに用心していても一度はスリに合うと思います。親切そうな人でもお金を取るためにニコニコしているような人ばっかりです。またドラックや拉致などの日本にいるときは考えつかないような犯罪に巻き込まれることも十分考えられます。

 

私も日本にいた頃に比べると財布やバッグの持ち方はかなり気を使っていますし、酔っ払っている人たちが電車や街中にいるときは距離を取ったりなど自分の身を自分で守ることを意識するようになりました。

 

海外に出ると日本の人たちの平和思想や正義感の強さがとてもよくわかりました。世界各国を見て歩いたわけではないですがやはり日本の治安の良さは世界でもトップクラスにいいと言えるのではないでしょうか。

少なくとも私が今まで行った国の中ではダントツで日本の治安が一番いいと思います。

 

 

③おしゃれな人が多い

 

先日2週間ほど日本に帰省していたときに驚いたのが日本人のファッションセンスの高さです。ドイツ人は冬は黒や紺などのダウンで夏はジーパンに白Tといった非常にシンプルで配色もほとんど白か黒がベースになっていることが多いです。

また少し若い年代の人たちは遊びに行くときはナイキのスウェットにバッグで普通に街中を歩いています。相当ラフな格好をしているのに顔立ちがもうくっきりしているのでなぜがキマって見えるんですよね(苦笑)

 

ですのでドイツにいる頃はあまり服に気を使わず大体同じような服を着まわしていても全然気にならなかったのですが日本に帰ったときに大学生の友達に会ったらさまざまな色の服にラフなワイドジーンズやシルバーアクセサリーなどの装飾品などファッションのバリエーションの多さに驚きました。

 

「また服買っちゃったよ〜」

なんて呑気にいっていましたがいったい何着持っているの。。ってくらい現在の大学生はみんな服に気を使っていました。

 

さらに驚いたのは渋谷に行った時のことです。おしゃれさんのなんとまあ多いこと。

髪型や服装の自由感と言いますか色々な系統の方がよくこんなに人がいて被らないなととても感心していました。日本人の美意識の高さは尋常じゃないですね。

それだけおしゃれに時間をさけるのはとてもいいと思います。

 

まあ、被覆費がかからないのはドイツのいいところだなと思えますね。

 

 

④電車が時間通りに来る

 

「え、当たり前じゃん」

 

と思ったそこのあなた、「ドイツの電車は普通に遅れます」しかも10分15分とかです。いきなり電車が無くなったり、目的地が急に変更されたりすることもあります。

(不安定すぎる。。。)

 

日本みたいに

「到着が3分遅れております。申し訳ございません」

なんて言いませんよ

 

「到着が10分遅れてます」という文字が掲示板にピーっと流れるだけです。

 

最初の頃は本当にこれで苦労しました。もちろん毎回遅れているわけではありませんが大体到着時間より早めに着くように計算していかないと普通に遅刻します。電車の遅れで約束の時間に間に合わなかったりしても友達からは

「ドイツの電車に早く慣れなね」

と言われてだんだんと受け入れられるようになりました。

 

ドイツ鉄道はこのようなこともあってよくデモを起こされています。(そのおかげでまた遅延だのどうのってなってるんですけどね)

 

日本にいた頃は全然気にしていなかった当たり前のことだったんですけど時間ぴったりに来る日本の電車はとっても優秀なんだなとドイツに来てからしみじみ感じました。

 

 

 

 

 

◎まとめ

 

いかがでしたか?日本にいると気づけないさまざまな日本のいいところや世界との違いは細かいところでまだまだたくさんあります。そいうい所に気がつけるのも海外生活をしていて面白いと感じる部分です。

もちろんここは日本よりもいいなと感じられることもたくさんあります!皆さんも海外を訪れたときはぜひ日本との違いに目を向けてみるようにしてください。そうすることでより深く日本の良さが見えて来てもっと自分の国が好きになると思います!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

お気軽にコメントや質問お待ちしています。それでは皆さん良い1日を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツサッカー留学の闇〜留学会社の実体

Guten Tag

こんにちは。現在ドイツでサッカー留学中の大学生です。

 

ドイツでプレーするために私は高校時代の監督の紹介でドイツ在住のエージェントを紹介してもらいました。現在はドイツ6部のチームでプレーしています。

 

そんな中現地の日本人プレーヤーと話をするときに必ずこの話題になるのですがその内容が

 

「エージェント会社がとんでもない」

 

「サポート料が高すぎる」

 

「サポート内容が聞いてた話と違う」

 

さまざまな怪しい噂をちらほら聞くので今回はその友人の話をもとに私の体験も含めてサッカー留学会社の裏事情についてお話ししていきたいと思います。

 

できるだけリアルな情報を発信したいと思いますので最後までよろしくお願いします。

 

「ドイツでプロサッカー選手になりたい!」「ドイツから逆輸入でJリーガーに!」と大きな夢や希望を持って過酷な海外生活に身を投じようとしている方にも注意喚起としてこのような現実もあるということを知っていただけたらいいなと思っています。

 

 

 

①エージェントのサポート内容と料金

 

日本にいる状態から海外にいるエージェントとつながる方法は大きく分けて2つあります

 

1知り合いの紹介をもらって、コンタクトを取る

2留学会社のホームページ、SNSからコンタクトを取る

 

今ではインスタグラムやツイッターなどのSNSからでもダイレクトメッセージなどで気軽に連絡が取れます。私も何社か連絡を取ったことがありましたがとても丁寧に電話やメールで対応してくれました。

 

ホームページには現地で活躍している選手の経歴やサポート内容なとが詳しく書かれています

基本的なサポート内容は、空港への迎え、家の手配、チーム探し、ビザの申請の手伝い

これらのサポート料として大体どこも100万円〜が相場になっています。

 

海外でサポートしてもらうんだがらまあ妥当だろうとも思いますが、現地に来てから思うのはサポート内容の割には高すぎるということ。また、ほとんどのことは自分の力でなんとかすることができます。そのうえ、

 

現地に着いたら聞いていた話と違うという話は当たり前のようにあります

 

まだ言語がうまく使えない

サポートしてくれるから安心

 

このような状態では余計に搾取されやすいです

どれだけ日本にいるときに丁寧に対応されていたとしても現地に着いたらもう相手の土俵です

 

実際に食い物にしているような悪徳の留学会社も存在します

 

 

私の友人はインスタグラムで知り合ったエージェントの方と契約し100万円近く支払ったが家を紹介してもらうとシェアルームの共有スペースだったり、家賃が上がったからと言われ値上げを要求されたりと、日本にいた頃より雑に扱われたり聞いていた値段よりもさらにお金がかかったというようなことが多かったそうです。

 

 

決して安い金額ではない上にあまりにも非道な話を数多く聞くので本当に胸が痛みます。他の友人にもビザの手伝いを最後までしてくれなかったり、家を紹介してもらう予定だったが現地に着いたら自分で探すように言われ結局自分で探したという人もいました。

 

 

チームを紹介してもらう際にも上手いこと言いくるめられて下位のリーグに入れられてしまうこともよく聞く話です

 

このような事態にならないよに日本にいる頃からエージェントの方とはよく相談することをお勧めします

 

 

②私が契約したエージェント

 

それでは次に私が契約したエージェントについてお話したいと思います。

 

私は高校時代の監督に紹介してもらった方にドイツでのコーディネートをしていただきました。

料金は2000ユーロ(約30万)で、空港への送迎、チーム紹介と給料交渉、家の提供、ビザのサポート、銀行口座の開設、アルバイト先の紹介をしていただきました。

 

空港からの送迎、家の提供(シェアハウス)、銀行口座の開設、アルバイト先の紹介は予定通りに行ってくれたのですが、チーム紹介は聞いていたリーグより1つ下で練習参加も1チームだけでした。

 

ビザの取得は日本にいるときに自分で(同じエージェントを使ってきた他の選手は追加で6万円程支払ってビザを申請していました)

住所登録も自力で行いました

 

住所登録が必要なのは知らなかったけど、必要最低限のことはやっていただけたのでまだ良かったです

 

 

料金はサポートが全て終わってからの後払いで会社というよりは個人でやっているような方でした。

 

他の留学会社と比べて料金が安いのは、できることはできる限り自分でというスタンスだったからだと思います。なので完全に頼りきりというわけには行かずビザの申請、練習への移動などは自力でやっていく力が必要でした。

 

必要最低限のことはやってもらえたので特に問題はなかったですが難点を挙げるとすれば、家のものがかなり劣化が進んでいたことぐらいでしょうか。ですので急に引っ越さなければいけなくなったり家の修繕を行わなければならなかったりと色々とトラブルはありましたが

一緒に住んでいる日本人の先輩たちの人柄も良かったのでなんとかなりました。

 

 

私のエージェントは比較的ほったらかしな感じだと最初から知らされていたので特に期待もしていませんでしたが、他の会社は事細かにサポートしてもらえるような言い方を説明の段階でしてから実際には現地ではほったらかしというようなパターンが多いと思うのでその辺りはいい意味で期待しすぎないようにすることをおすすめします。

 

 

本当に色々なタイプのエージェントがいるので話をよく聞いて不自然な点があったら鋭く指摘して自分の納得のいくまで相談するのがベストだと思います。

 

③優良なエージェントの見分け方

 

現在海外サッカーのエージェントを探している方に向けてその会社がちゃんとしているのかを日本にいるときから確かめられる方法をいくつかご紹介します。

 

エージェント選びは海外でサッカーする上でもかなり重要な要素になってきますのでより多くの情報の中からよく考えることがとても大切です。

 

数ある留学会社の中からある程度の候補を決めたらそれぞれの良い部分をたくさんアピールされると思いますが、それは数あるケースの中から自社広告に使えそうな事例をピックアップしているからに他なりません。本当はもっとたくさんの人がその留学会社の利用をしているので一番手っ取り早いのはその会社を利用してすでに海外でプレーしている人に話を聞くということだと思います。

 

そうすることで現地でのエージェントの対応やトラブルになったこと日本にいた頃に聞いていた話と違った事などの生きた情報をもらえます。会社ではなくすでに向こうでプレーしている先輩たちに聞くのが最も信憑性が高いと思います。

 

またSNSなどで随時情報を更新している会社も優良である可能性が高いです。会社の実績を常に発信しているということは嘘をつけないからです。まずはより多くの情報を事細かに得ることがエージェント選びのコツになります

 

他には知人の紹介でくる場合も安心だと思います。知り合いの紹介なら下手なサポートはしないし適当にあしらわれる様なこともされないでしょう。(私もこのやり方でした)

 

大体の場合は知人の紹介なら10〜50万でサポートしてくれるところが多いようです(会社ではないから)サポート費用を取らないところもいくつか聞いたことがあります。自分の置かれた環境をしっかり把握してたくさんの選択肢の中から選ぶことが大切です。

 

④個人でサッカー留学

 

最後に1つ。これはドイツに来てから聞いた話なのですが、衝撃だったのでお話しします。

 

「うん百万円支払って適当なサポートをしてもらうくらいなら留学は無理かな。。」

「お金がないからもう諦めよう。。」

 

とお金を理由で夢を諦めてしまうのは少々勿体無いと思います。もし本気で海外でサッカーがやりたいという夢を叶えたいなら自分の力で挑戦することも可能です

 

現在ドイツでプレーしている先輩の一人でビザの準備から移動、チーム探しに家探し、アルバイト先まで全て自分の力で行った先輩がいました

 

私の中でもあまりに衝撃的で

「なんて行動力なんだ」と驚きました

 

今はインターネットもありますし現地での自分の行動力次第ではいくらでも扉は開くことができます。もちろん自力ですのでサポート料はかかりません

 

自分の力で調べて行動してもちろんトラブルもつきまとうと思いますが

「本気でやってやるんだ」

という気持ちがあるのなら自力で道を切り開く道はありだと思います

 

自分を成長させるチャンスにも多く巡り会えるはずです

 

 

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いかがでしたか?

今回は海外サッカー留学会社の実体を実体験や友人の話をもとにお話ししていきました

 

会社によっては丁寧にサポートしてくれるところも確かに存在します。

しかし、お金だけ分取られてあとはほったらかしなんてところも間違いなくあります。(というかほとんどそんな感じ)

 

ないよりは少しでもサポートしてもらった方がいいと思う方もいると思うのでまずはしっかり情報収集から始めましょう。

 

海外に出ることはそんなに簡単なことばかりではありませんがそこで得た経験や知識は必ず自分の力になります。その第一歩としてエージェント選びの参考にこの記事を役立ててください!

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!今後も皆さんの役に立つような記事を書いていけるように頑張ります!!

 

それではみんなさん良い1日を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツのペットボトル事情〜Pfandって何??

Guten Tag!!

みなさんこんにちは!本日はドイツで生活する上で欠かせないペットボトルの『Pfand』について説明していきます。

個人的には日本にも導入していいんじゃないかと思うくらいいい制度だと思っています!

 

こんな人におすすめ

  • ペットボトルはどうやって分別するの?
  • 飲み物をスーパーで買うとPfandという文字があるけどなんだろう?
  • 街中でペットボトルを集めてる人がいるけどなんでだろう?

 

と言った悩みをお持ちの方はこの記事を読めばすんなりと解決します!

それでは最後までよろしくお願いします。

 

 

 

1エコ大国ドイツ

ものを長く大切に扱う風習

リサイクルを生活の一部に

2ペットボトルの料金

ペットボトルや缶についてるPfandのマーク

一つのPfandの料金は25セント

3ペットボトルの捨て方

ペットボトルはスーパーなどに持って行く

Pfand分の割引レシート

4おまけ

ドイツのさまざまなリサイクル文化

 

1エコ大国ドイツ

 

ドイツに来てから思ったことの1つにものを大切に扱うという風潮をそこかしこに感じるというものがありました。

 

あじの出た鞄や革靴を履くおじさま方

スーパーではエコバッグを持参する

自転車のパンクを自分で直している人

はき慣れたジーンズとTシャツというシンプルさ

休日に家のインテリアをDIYする

 

(結構長く使ってそうだな)と思えるようなものが街の至る所で発見できます。ドイツ人のものを大切に扱うという気質を私生活の中からひしひしと感じられます。

 

その中の1つとしてペットボトルや缶の処分の方法があげれます。

 

日本にいるときはペットボトルや缶、びんは普通に分別してゴミとして捨てていただけだったのですが、ドイツには分別するゴミ箱にペットボトル、かんはありません。

(瓶は大きなコンテナのようなものがあり色ごとに廃棄しています)

 

ではどのようにしてペットボトルや缶等を処分しているのでしょうか?

 

というよりペットボトルをゴミ箱に捨てるのは少々もったいないことです。なぜなら

ペットボトルなどの飲料を買うときにデポジットとして25セント(30円程)を料金に加えられて払っているからです。

 

 

2ペットボトルの料金

 

ペットボトルや缶飲料の商品を買うときに商品の値段に加えてPfandというデポジット料金が加わります。

 

例えば水が1本75セントだとしたら25セントのPfandがプラスされ水1本の値段が1ユーロになるということです。

ですのでレシートを「見て25セントプラスされてる!」と最初は驚くかもしれませんがこれはデポジットなどで後で返してもらうことができます。

基本的に大きさなどは関係ありません。またペットボトルに限らず空き缶にも含まれています。

 

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このマークがついているものはデポジットとして返金可能です。

私も最初は「あれ表記されていた値段よりも高くない?」と、心配になりました。最初は驚くかもしれませんがそのうち慣れてきます。

 

3ペットボトルの捨て方(デポジットの受け取り方)

 

さて、ではどのようにしてデポジット分のお金を受け取るのでしょうか。これは現金で返却されるわけではありません。

ドイツのスーパーではどこも入り口にPfandを回収する機械がありこれでペットボトル等のQRコードを読み取ってくれます。

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この中にペットボトルを入れていきます

その後、レシートのようなものを受け取りいくら分のデポジット料金になったのかを確認できます。今回は2本捨てたので50セントになりました!これをお会計の時に一緒に出すとその分をお会計から差し引いてくれ流という仕組みです!

 

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ちなみにこれはどこのスーパーで捨てても構いません。例えばREWEで買ったからREWEでしか処分できないというわけではなくPfandのマークがついていればどこのスーパーでも処分可能です。料金も一律で25セントです。(REWEはドイツの一般的なスーパーの名前)

 

つまりドイツでは空のペットボトルに25セント分の価値があることになります。4本集めれば1ユーロ(大体150円位)になるので意外とあなどれません。

 

ですのでペットボトルをゴミ箱から漁る人がいるのはのはそういう理由なのです。ペットも撮る等は街に落ちてると拾って行く人がいるので街にペットボトル等が散らばっていることはほとんどありません。タバコは多いですが、、、

 

4ドイツのさまざまなリサイクル文化

 

今回はドイツのペットボトル事情についてでしたが他にもエコ大国らしいと思えるような工夫がたくさんありました。

 

まず洋服のリサイクル。

ドイツではいらなくなった服や小さくて気なくなった服を回収するコンテナが街中にあります。

 

ここに持ち込むことで古着が恵まれない国の子供たちのもとに寄付されたり。新しくリサイクルされたりと回収ボックスの会社により行き先はさまざまですが、新たに人々の役に立っています。

 

次に瓶のリサイクル。

瓶は色ごとに分けて捨てるのがドイツ流です。色は全部で三種類あり、茶、緑、白、があります。これらを色分けして捨てることによってリサイクルするものが変わるのだそうです。

 

その他にもスーパーでビニール袋はありませんし、レストランなどでのプラスチックストローは廃止されました。

さすがヨーロッパの先進国の中でもトップのレベルを要する環境意識の高さです。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

ドイツに来てからさまざまな地球環境に対する取り組みが見られて日本にいた頃に比べると分別やゴミの処理など多くのことに気を使えるようになりました。

環境問題は我々地球人にとって大きな問題だと思います。少しでも私たち一人一人が心掛けることで改善していけることはたくさんあるのだと、ここに来てから学ぶことができました。

これから技術や環境に対する意識がどんどん変わって地球環境が良い方向に向かっていけるように私もしっかり尽力していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!また次回の記事でお会いしましょう。

それではみなさん良い1日を!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツから日本へ一時帰国〜日本の水際対策

こんにちは現在ワーキングホリデービザにてドイツでサッカー留学中の大学生です!

 

 

この前、姉の結婚式があったため2週間の休みをとって一時帰国をしてきました。日本は現在も世界各国と比べると厳しい水際対策をしいており必要な書類等検査があったりと入国するために様々な条件を設けています。今回は私が帰国する際に必要だったことまた、ウクライナ情勢による飛行機に対する影響などを自身の体験をもとにお話ししていきたいと思います。

少しでも役に立つ情報を発信できれば幸いです

 

⚠︎この記事に書かれていることは2022年4月日現在のドイツから日本入国者に対する情報となっております。あらかじめご了承ください。

 

 

 

①日本の水際対策

現在日本の水際対策の処置として3日間の施設待機・3日間の自主隔離+自主検査(自主検査しない場合は7日間)・待機なしの3つの対策方法が設けられています。

ドイツの場合は

ワクチンの接種が3回なら待機なし。

ワクチンの接種が3回未満の方は自宅待機3日後の自主検査により待機終了。

ワクチン未接種の方は施設隔離後に陰性の結果を出すことで待機終了。

それぞれの方の状況によって対応が異なるのでしっかりと確認してください。

 

新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について|外務省

 

②帰国前に準備すること

 

さてここからは私の実体験を元にお話ししていきます。

 

まずは何より飛行機の搭乗時間の確認を少なくとも1週間前にはしておくことをお勧めします。私は今回の帰国に当たって飛行機の時間が2回ほど変更になりました。

というのもウクライナ情勢の影響でロシアの空領を迂回しなければならなかったため変更になってしまったとのことでした。私の場合は変更のメールが来ていたのですが2回目は迷惑メールの方に入っていたので、気づいてなかったら本当に危なかったです。

 

自分の搭乗時間を確認できたら日本入国時に必要な書類を揃えていきます。まず、搭乗時間前(ドイツから出発するときの時間)72時間以内に受けたPCRテストの陰性証明書が必要になります。またこのPCRテストも日本政府が認可している形での検査が必要になります。ドイツ大使館のホームページから日本帰国に対応している検査方法で検査してくれる検査会場の記載がしてあるページに移行できるのでそこから確認することをお勧めします。

検査証明書の提出について|厚生労働省

日本の水際対策(出国前コロナ検査の検査検体の追加等) | 在ドイツ日本国大使館

 

 

さらに日本の厚生労働省から出されている所定のフォーマットである必要があります。そうでない場合も必要事項が記入されている証明書であれば入国は可能ですが、搭乗するときや入国するときに他の人よりも確認のため時間をとられることになります。(ドイツ大使館のページに記載されている検査会場はこのフォーマットで検査結果を出してくれます)

 

 

私はフランスでのトランジットから成田に飛ぶ際に所定のフォーマットを持っていなかった方で確認にかなり時間を取られていた上に外国語での記入であったため搭乗を拒否されていた方がいたので空港で変にトラブルに巻き込まれないためにも所定フォーマットでの記入ができる検査会場、またはお願いができる病院での検査を推奨します。

 

 

とは言っても日本行きの飛行機の搭乗口には日本人の添乗員さんが必ずいらっしゃるのでごり押しでなんとか行けるかもしれませんが行けなかった時が怖いので。所定フォーマットでの書類の準備をしておくのが安心だと思います

 

 

③出国時

 

出国する空港でチェックインをする際に日本行きの旨を伝えると、厚生労働省からでているアンケートのようなものに答えているかを問われました。私はなんのことかさっぱり分からなかたのであたふたしていると対応してくれていた係委員さんが私の携帯のインターネットからページを開いて助けてくれました。本当にラッキーでした。アンケートに答えるとQRコードが表示された画面が開かれて「これを入国したら見せるように」と言われました。

 

そして次にPCRテストの陰性証明書を確認してもらったところ私は紙媒体のものを持っておらず携帯の画面を見せたところ、紙媒体のものを印刷してきてくれました。色々なサイトを出国前に確認したら電子媒体のもので大丈夫と書いてあったのですが、やはり紙媒体のものを準備していった方が無難でしょう。

 

その後荷物を預け無事に日本行きのチケットを発券してもらうことができました。いや本当に優しい係委員の方で助かりました。今までの経験でとてもそっけなく対応されることもあったのでとても嬉しかったです。横にあったサービスアンケートのニコちゃんマークのボタン3回ぐらい押してしまいました。😅

 

 

④日本に到着してから

 

 

飛行機の時間変更もあり、コロナの陰性テストに出国時の書類の確認など長い道のりを経てやっとの思いで日本に到着して歓喜の気持ちに包まれると思っていたら飛行機を降りてすぐにずらりと並ぶ数字の書かれたパイプ椅子に座らされました。

 

日本に到着してからも空港内での抗原検査で陰性を出さないと入国ができないということで検査の順番待ちをするとのことでした。待っている間にワクチン接種証明書の書類の確認、PCR検査による陰性証明書、厚生労働省QRコードなど今までの書類の確認が係の方により行われそこで待機などのルールが記載された契約書やアプリの操作方法などが書かれた書類を新たにいただきました。

 

椅子に座ってから1時間ほどして列が動き始めました。長旅で疲れている外国人の方の中にはカタコトの日本語で日本の対策は厳しすぎると係委員の方に罵声を浴びせている方も多く見受けられ他の国と比べいかに日本が厳しい対策を敷いているのかが見受けられました。

 

長い待ち時間を経て受付をすまし滞在国やワクチン接種の有無を確認された後唾液摂取による検査のため個人ブースに案内されそこで自分の唾液を検査用の容器に入れて係の方に提供します。

 

その後次の受付に行くとワクチンの接種回数、滞在国によって隔離なしと自宅隔離、ホテル隔離に分類された列に案内されそこでそれぞれ滞在期間の説明、インストールするアプリの操作説明またスマートフォンの設定の変更を係委員の方と一緒に操作してチェックをもらったら次の受付で自分の検査番号をもらい陰性の結果が出るまで待機します。

 

アナウンスにより陰性の結果が出た検査番号が読み上げられます。そこに自分の番号が呼ばれれば最後の受付に向かいます。ここでは待機中にあんぱんをいただきました。美味しかったです。検査番号を渡されてから40〜50分待ってようやく自分の番号がよばれました。

 

晴れて陰性の結果が出て受付で検査番号を伝えるとピンク色の紙をもらってそれを入国審査で見せてから預け荷物を受け取ったらやっと日本へ入国できます。ちなみに私はワクチンを3回(1回目2回目モデルナを日本で3回目モデルナをドイツで)接種済みでしたの隔離期間は無しでした、、、、、、、いやここまで長かったほんとに。。

 

 

飛行機がついてから大体1時間半ぐらいは見ておいた方が良さそうです。今は入国者数の制限も1日1万人と私が帰国した時より増えているのでもしかしたらもう少し長く時間がかかってしまうかもしれません。

 

 

 

おまけ:ドイツ入国

 

2週間の日本滞在を満喫してからドイツに帰国しました。帰国の飛行機もウクライナ情勢の影響を受けて少し出発が早まりましたが、ドイツへの日本からの入国は陰性証明もしくはワクチン3回接種済みであれば入国可能ですので私の場合、特に検査もせずドイツで使われているデジタルのワクチン証明書またはワクチンパスポートがあれば隔離などもなしですんなりと入国することができました。

日本に比べるととても簡単だなと素直に思ったしストレスも感じませんでした。

 

●まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回はドイツから日本帰国の際の水際対策についての記事を私の実体験を元に記事にしてみました。日本の水際対策についてはさまざまな意見が飛び交っていますが。もうすでにコロナの規制を緩和している国もちらほら見受けられますしマスクを義務化しない方針を定めている国もあります。そんな中でこれほど厳しく規制をしている日本は周りの国から鎖国していると言われても仕方ないとも思います。厳しい対策のせいで留学生も日本への留学を断念せざるを得ないような状況です。このような状態が長引けば長引くほど日本は世界から置いていかれてしまうような気がしてしまいます。少しでも早く治療薬やワクチンが普及して沈静化をすることができれば日本ももう少し対策を緩めることができるのではないかと思います。

 

どの国もコロナが早く終息して今までの日常が1日でも早く戻ってくることを願っています。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!それではみなさん良い1日を。

 

 

ドイツで年越しカウントダウン!!〜街の様子は??

ドイツで年越し!ケルン市内の新年、大晦日の街の様子は?

 

皆さん!新年明けましておめでとうございます!

 

日本では今頃お節を食べたり、神社に行ってお参りをしてそこで御神籤を引いたり、実家に帰ったりとさまざまな形で新年、大晦日を堪能していることでしょう。。。

 

 

そんな日本の風景を思い浮かべながら大晦日の夜ドイツでは何が起こるのかを見にケルン大聖堂に向けて出発しました。ドイツの人たちはどのようにして新年を迎えるのか自分の視点から皆さんに向けてお伝えしていくそんな記事になっております!

 

 

 

 

1、コロナウィルスの影響

2021年もかなりコロナで行動が制限がされましたね。本当に早期の終息を祈るばかりです。そんなコロナ禍の中で迎える二度目の年越しとなりました今年の大晦日もドイツの人々にとっては普段とは違った大晦日になったようです。例年のこの時期、ドイツでは友人とともに夜中にパーティーを開いてこの時期にのみ販売される花火などを買ってみんなで新年を祝うようです。

 

 

 

しかし、

今年はコロナのため花火の販売が制限されまた、私が行ったケルン大聖堂の前も花火の持ち込み禁止を促すような看板や警備の方々がいました。例年であれば大聖堂前は多くの花火が打ち上げられ大いに賑わうようなのですが、今年は見れなくて残念です。

 

 

2、カウントダウン

 

大聖堂の最寄り駅まで行くとあまり多くの人がいるなという印象は受けませんでした。しかし酒を飲んでテンションがハイになっている若い人たちや家族連れの方たちがちらほらと大聖堂の方に向かっていました。やはりみんなも大聖堂に向かうんだなとあらためて街の象徴である大聖堂は愛されているなと思いました。

 

大聖堂近くに着くと11時45分でしたまあまあな人だかりができていて身動きが取れないほどではなくほどほどに人が集まっていました。私の中では勝手にニューヨークのカウントダウン暗い人が集まっているのかなと想像していたので少し期待ほどではなかったです。徐々に12時が近づくにつれてあのウキウキした雰囲気が出始めてついにあと1分を切りました。

 

残り10秒になった時ついにカウントダウンが始まりました。ten,nein,eight,,,,,,

 

聞こえてきたのは英語でのカウントダウンでした。私は思いっきりドイツ語で数えようとしていたのですが現地の皆さんは英語で数えてました。

 

そしてみんなでzero!と言った後、一人の男性が

 

「Happy new year!!!!!!! 」と叫び周りから拍手が沸き起こりました。

 

 

いや、ここも英語なんかい。と心の中で突っ込みながらも2022年1月1日を迎えました。

 

 

3、カウントダウン後の街中の様子

 

カウントダウンを終えて少し余韻に浸っているとぼちぼち人が帰り始めたので本当にカウントダウンだけしにきた私のような人もいるんだなと思いました。

大聖堂前を後にして少し街の様子を見て回ってから家に帰ろうと思い歩き始めると

 

 

「バンッ!」

 

 

といきなり音がしてみてみると黙々と煙を立てながら爆竹のようなもので楽しんでいる若い人たちがいました。

また遠くの方でも大きな音がしてみてみると、ライン川の方で小さい花火が上がっていました。

建物のベランダから家族で花火を眺めていたり、パブでビールを飲みながら友人たちと年越しを楽しんでいる様子も見ることができました。

 

なんとなく自分の中でドイツらしい素敵な年の越し方だなと思いながら一人で街を歩いて駅に向かいました。

 

 

4、電車の中でのトラブル

 

駅に着くと多くの人と電車の警備の人たちで溢れていてとても賑やかでした。一緒に楽しんでくれる人もいなかったので私は足早に家に帰ろうと思い電車を待っていました。

 

電車を待っていても爆竹や花火の音が所々から聞こえてきて音が鳴るたびにびくついていました(笑)

 

道路に向かって爆竹を投げている人もいてみんなテンションが上がっているんだなと少し冷めていると私が乗る電車が来たので椅子から立って電車に乗り込みました。

 

すると電車の中では8人くらいのグループが音楽を流しながらビール瓶を持って大声でしゃべりながら楽しんでいました。さすがドイツです。

 

楽しそうだなと思いながらも距離を取ろうと目を逸らした一瞬のうちに後ろでなんだか物騒な音がすると思うといきなり乱闘が始まっていました。

 

血を流しながらも殴り合う男の人たち。本当に意味がわからず放心状態になっていた私のところにそのうちの一人が飛んできたのでいよいよ怖くなって一度電車を降りることにしました。電車を降りても外ではものすごい揉み合いが始まっていて、女の人が助けを呼んで警備の人も加わりなんとか引き離していてもう映画みたいになっていました。ドイツ人のガタイの良さは半端じゃないので僕は立ち尽くして見守ることしかできませんでした。

 

そんな僕の前を信じられないものが通っていきました。ビール瓶が、、、

 

もうすごい勢いで飛んできてそのまま地面に砕け散りました。(いや、流石にやりすぎでしょ)と思っていると近くにいた男の子は号泣

してるしいつの間にか警察も加わっていて床に取り押さえられたり連行されたり逃げ出している人もいて、新年早々本当に物騒でした。

ドイツの人たちは頭に血が登ると抑えるのが大変です。トラブルに巻き込まれそうになったらまず身の安全を確保することが最優先です。

 

何はともあれ無事に家路に着いた僕はもうぐったりですぐにベットに潜りました次の日の朝家族から着信が入ってい他のでビデを通話で折り返してみると親戚一同がおせちを囲んで楽しそうに談笑しながらお正月を堪能していました。日本ならではのあのお正月の雰囲気は世界中どこを見ても特殊ですし素敵な文化の一つだなと思いました。

 

 

来年はコロナも落ち着いて平和な日本のOSYOUGATUを家族みんなと過ごしたいです。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでも楽しんでもらえたでしょうか。質問や次の記事のリクエストなどありましたらお気軽にコメントいただければと思います。それではみなさん良いお年を!

 

 

留学をしてから自分の中で変わったこと5選

留学をしてから自分の中で変わったこと5選

 

頑張って毎日ブログを更新したいと思っているのですが、なかなか時間が取れず悔しい思いをしている今日この頃です。

 

皆さんこんにちは、ドイツにワーキングホリデーで留学中の者です。

今回はドイツに来てからまだ半年しか経っていませんが、自分を見つめ直して日本にいるときとはここが変わったなと思う部分を「5つ」ご紹介したいと思います!

 

 

海外に出たからこそわかること、日本にいたらまず感じることのなかった変化がありました。

 

これから留学に行く方や海外に出てから何が変わるのか、留学してから何が得られるのか気になっている人のヒントになるといいなと思ってます!

 

それでは行ってみましょう!!!

 

 

 

1,コミュニケーション能力の向上

 

2,世界を視野に入れた考え方

 

3,ものを長く大切に扱う、周りのモノへの感謝

 

4,日本のいいところに気づく

 

5,勉強への熱意

 

 

 

 

1 コミニュケーション能力の向上

 

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私自身、高校の時などは授業中の発言なども含めてよく喋るタイプだったので会話の中心になることことも多く自分のコミュニュケーション能力にはとても自信がありました。

 

なので、最初は持ち前の明るさと元気良さでたくさんの人に話しかけて色々な人と友達になろう!

と思っていたのですがなかなかこれが難しく、話しかけることはできても話が長く続かせることができなくて最初の頃は話が行き詰まったりしてシーーンとした雰囲気になることもありました。

 

「あれ、俺ってコミュ力なかったのかな」と自分の中で自信のあったものが一気に崩れ落、落胆しました。

 

海外の人達は、いい意味でさっぱりしていて自分の興味のない話には本当にずっと黙ったまんまでなかなか食いついてくれず、話を続けようとか思わないようで会話の難しさを感じていました。

 

でもさすが海外だな、と感じたことがミーティングの時のことです

 

彼らは自分の意見や感じたことはズバズバ発言していて監督が話途中なのに急に話に入って行ったり。普段全然喋らない大人しそうな人が急に立って身振り手振りで話をし始めたりとチームのための意見交換をみんなで必死に行っていて

 

日本と全然違うな、と圧倒されました。

 

自分の主張をし意見をぶつけて日本では一人がたくさん喋ってみんながウンウン頷く感んじであまりミーティングの意味を理解していませんでした

 

しかもみんな完全否定はしないのでみんなの意見を組み合わせてミーティングを作り上げている感じがあって私はとても良いなと感じました。だからみんなも自分の思っていることをどんどん言っていけるし私自身もみんながしっかり受け入れ得てくれるとをわかっているから拙いドイツ語でも一生懸命ミーティングに参加していきました。

 

コミュニケーション能力と一言で言ってもさまざまな形があることを学びました。

 

相手にまっすぐ自分の気持ちを伝えたり、ジョークを交えて明るい雰囲気にしたり、初対面の人にも臆せずに話しかけることができたりと、本当に些細な会話の中にもその人の魅力を入れ込むことができる。

 

このような点を踏まえるとコミュニケーション能力は海外の方の方が長けているなと感じます。そしてみんなと会話をしていくうちに日本にいる頃より自分に素直に相手のことも考えながら会話ができるようになっているなと感じました。

 

海外に出たら「あなたはどう思っているの?」の質問にはっきり答えなければいけないのでコミュニケーション能力はどんどん向上していくと思います。

 

 

2 世界を視野に入れた考え方

 

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こちらに来てからは一歩外に出ると、本当に様々な国や地域の人たちと交流するチャンスがゴロゴロしています。

 

街ゆく人たちはそれぞれ生い立ちや考え方が違って、自分の知らない世界がこんなにあるのかと自分の知識の幅や価値観を大きく広げることができます。これは、日本にいるときよりも身近にそして深く感じることができると思います。

 

私が住んでいるドイツはEU圏内ですので、隣の国のベルギーやオランダなどもパスポートなしで行き来できます。国境を車や電車で越えれることに最初はとても驚きました。このような経験を経て私は、世界には私の知らないことで満ち溢れている。そして当たり前のことですが、この地球に私たち人類が住んでいることを再確認することができました。

 

裕福で高そうな車を走らせている人もいれば寒空の下外で毛布にくるまりながら眠っている人もいました。

 

肌の色は違うけど楽しそうにショッピングをする人たちの姿があったり、毎週末教会に足を運ぶ人たちなど本当に様々な背景を持って今を生きているのだなと少し街を歩くだけでそれらを強く感じることができます。

 

 

自分の考え方が日本にいた頃に比べて世界を視野に入れた考え方に変わっていっていることに気づき、世界規模で物事を考えられるようになりました。少し大袈裟かもしれませんが、この考え方を持っているかいないかでものの捉え方はだいぶ違ってくると思います。

 

これは留学をして得たものの中でもとても大きなものだったと思います。

これからの人生でこの視野の広さは必ず役に立つと思うからです

 

 

3 ものを長く大切に扱う、周りのものに感謝できるようになった

 

 

 

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ドイツ人は物を長く大切に使うと言われています。

 

私もあまり無駄遣いなどはせずに必要なものだけにお金を使うようにしているのですが私が日本からドイツに留学するとき、パッキングをしてて一つ思ったことがあります。

 

「あれ、持っていけるもの少ないな!!」

 

特に服……。

 

キャリーバッグに荷物を詰めていると本当に必要なものだけしか詰められないので自分の持っているものを選別していかなければいけません。

 

そしてなんとか荷物を重量ギリギリに詰め込みドイツに渡りましたが、現地で一緒に住んでいるルームメイトに、

 

「君、荷物多いね。」と言われてしまいました。。

 

「。。。。」

「これでもかなり減らしたのに…」

 

全然こんなんじゃ足りないのに!と思っていたのですか数ヶ月がたちふとあることに気づきました。

 

「なんか。みんなおんなじような服着てる。」

 

ドイツの男の人だいたいジーパン履いてます。それか黒いスキニー。それに比べて私はズボンを毎日変えて5つくらい着回していました。大学に通っていた頃はそれくらい普通だったのになんだか私が逆に浮いているような感じがしました。

 

他にも結構ボロボロの靴下を履いていたり、スパイクや靴なども接着剤を使って長く使っているような選手をとても多くみました。

 

街中を歩いていても、「味」というのでしょうか。

このバッグ長く使っているんだろなという感じがひしひしと伝わってくるのです。

汚くてボロいと言うよりは自分で磨いて長く使えるように工夫している感じです。

 

物に愛着を持って長く使えるように丁寧に暮らす。

 

とてもドイツらしくて素敵なことだなと思いました。

 

 

これを意識するようになってから身の回りのものを選別して自分の好きなものを長く使おうと思えるようになりました。

そうすると無駄なものを買わなくなって節約になる上、自分の周りにある最低限のもので生活するようになるので物に対しての愛着が湧いてきました。

 

日本にいた時はものを使って捨てる。そしてまた新しいものを買う。

と、お金が許す限り自分の生活やその時の気持ちを優先して消費生活を繰り返していましたが、ドイツに来てからはあまりごみを出さないように意識するようになったり。最近流行っているサスティナビリティな考え方を意識するようになり地球のためにもなるので私はこの考え方を大切にしていきたいと思うようになりました。

 

 

 

 

4 日本のいいところに気づく

 

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これはよく聞く話なのですが、日本って素晴らしいなと改めて気づくことができます。

 

私がまず一番に思うのは

 

「日本のご飯って本当においしい!」

 

私が日本人だからかもしれませんが日本食って本当に美味しいんですよね。

しかも安くて健康的という。もう最強だと思います。

 

でもドイツで日本食を食べようと思っても結構な値段します。またドイツの方向けに作られているのであれは日本食かと言われると素直に頷けません。

 

ドイツ料理ももちろん美味しいです!たくさんのポテトにボリューム満点のお肉。ソーセージにビール、パスタやピザなども種類がたくさんあってどれを頼んでも本当に美味しく、満足できるのですが。

 

ふと「日本食食べたいな」と思うことがあります。。。。。

 

 

ご飯だけではなく、日常生活の中でもここは日本の方が優れているなということがいくつか思い当たったりします。

 

日本は財布を落としたりしたら高確率で帰ってきますし、スリも少ないです。世界とくらべると日本の治安はとてもいいんだなと思います。

 

接客なども本当に日本の皆さんは丁寧ですし、コンビニもあって当たり前だと思っていたけどドイツは24時間やっているお店はありません。

 

日曜なんてレストラン以外はお店閉まってます。

 

このように日本にいる当たり前は世界に出たら当たり前ではないと言うことはいくつもあります。

 

だからこそ日本の良いところに気づけたり逆に世界から見た日本の悪いところにも気が付けるのかもしれません。

 

 

 

5 勉強への熱意

 

 

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 最後に勉強への熱量です。日本にいた頃に比べると言語への勉強の熱量がかなり変わりました。

日本にいた頃は、「まだ先のことだから」とか適当な理由をつけてあまり勉強に力が入らなかったこともあったのですがドイツに来てからは周りとのコミュニケーションがあまりにもうまく取れなくてとても焦りを感じました。

 

 

まあその焦りを感じてからでは遅いのでしょうが、、、、

 

 

また、もっとチームメイトと色々な話をしたいと思うようにもなりました。そのために必要な単語力、理解力が私には圧倒的に足りなかったので伝えたいことが伝えられないと言うことにとてもストレスを感じていたし同時に悔しさを感じました。

 

そして必然的にもっと勉強したいと思うようになっていきました。正確には、勉強しないといけないなと本気で思えるようになりました。

 

また、勉強したことをその日の練習で使うことでインプットとアウトプットが1日でできてすぐに脳に定着するようになりました。家で勉強したことをその日のうちにネイティブの人を相手にチャレンジできたのでどんどん頭の中に入ってきました。

 

このようなことを繰り返していくうちに段々と喋れる言葉が増えていき、チームメイトから褒められたり、自分の伝えたいことが伝わったりすることで嬉しさを覚えて、さらに勉強を頑張ろうという気持ちになれました。

 

こちらに来てからは無理矢理にでもドイツ語を使わないいけないので現地に行くことは本当に言語上達の近道なんだなと感んじました。

 

 

まとめ

今回は私の中で大きく変わった部分を5つ紹介させていたきました。留学は人生の中で何度も行けるわけでもないし本当にあっという間に終わってしまいます。

その限られた時間の中で何を感じてどのように自分を成長させていけるかは自分次第です。

私とは違った変化を感じることもできる人もいると思います。それでも留学経験の中から得られるものは必ず今後の人生で役に立つことばかりだなと強く感じます。

 

この記事が皆様の役に立てれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!次回の記事もお楽しみに。

 

 

どうして海外でサッカーをしようと思ったのか?

『なぜ、大学サッカーではなく海外留学を選んだのか』

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高校3年生の4月。次の進路を決める時期に私には3つの選択肢がありました。

 

①大学に進学して4年間部活動としてサッカーを続ける。

 

②サッカーを辞めて国立大学に入る。

 

③海外でサッカーをして自分の可能性に賭けてみる。

 

どれを選んでも私にとって充実した人生経験になると思っていました。しかし、歳をとるにつれて人生の選択肢はどんどん狭まって行くということを周りにいる先輩たちから学んでいました。自分の進路は慎重に考えないといけない。

だから私は、1年後、2年後、の自分の姿を想像して自分がどんな顔をしているのか。どんな気持ちで毎日を過ごしているのかを考えることにしました。その時の自分が生き生きと人生を楽しんでいられるような未来にしたかったからです。

 

私はサッカーが大好きです。

 

3歳の頃から幼稚園のサッカークラブに入団し毎日友達とボールを追っかけてその時からすでにサッカーの楽しさの虜になっていました。父は野球をやらせたかったようですがバットやグローブには見向きもせずただ白と黒のボールをゴールに決める。

サッカーが楽しくて仕方ありませんでした。

 

小学校に上がる頃、当たり前のように地元のサッカー団に入団し相変わらずサッカーに明け暮れる毎日でした。そんな私が将来、プロサッカー選手になりたいと感じるようになるのにそう時間はかかりませんでした。

 

テレビや大迫力のスタジアムでサッカーができて、サポーターの方々にエールをもらいながらプレーをする。そんな光景に憧れると同時にそこが私の目標になっていました。

 

そんな大それた夢を18歳になっても心に抱いていました。

 

プロサッカー選手になりたい

 

心の中の一番素直な気持ち。この気持ちがあったから私にはサッカーを辞めるという選択肢はありませんでした。

高校であまりいい成績を残せなかった私はプロからの声は微塵も届かずそのまま一貫の大学に進学してサッカーを続けるのかなと思っていました。

 

しかしその大学の先輩から話を聞きに行った時とても残念な気持ちになりました。100人をゆうに越える部員の多い大学サッカーでしっかり見てくれる指導者はいないということ。

学業にも手を抜かず専念しないといけない。

その上周りの友達は髪を染め、バイトをし飲み会に参加するなど楽しそうな大学生活を横目に朝から夜遅くまでサッカーをする。

 

こんな中で心を折らずまっすぐ努力し続けられる人間が果たしてどれだけいるのでしょうか。

 

 

環境は人間が変わる大きな要因の一つです。私は大学は自分を高めあえる人たちの集まりかと思っていました。しかし実際は遊び呆けて二日酔いで練習にきたり課題に追われ睡眠不足の状態で練習に来るなど想像とはかけ離れた現実が待っていることを知りました。

 

これを4年間続けて何が得られるのか、、、

 

そんな中、高校の指導者の中で海外経験を持ちプロではないけど給料をもらいながらサッカーをしていた先生に話を聞きに行きました。実際に大学を卒業してから諦めきれず海外に挑戦しに行く選手も多いようで先生もその中の一人でした。

 

自分からチームに練習会に参加し実力が認められればそのチームでプレーできる。

みんなが上を目指し、試合で評価されれば上のチームから声がかかる。

安いがサッカーで給料を受け取れて、勝利給がもらえる。

それは日本では到底考えられない、サッカーを文化として受け入れている海外だからこそできる物でした。

 

こんな世界があるのかと私は衝撃を受けました、そして自分が求めていた事とぴったりリンクしたことで私の気持ちは一気に海外に向かって行きました。

 

もちろんうまく保証なんてどこにもありません。言語は違うし、家族とも離れしまう。ぽっとでの日本人に見向きもされないかもしれない。でも、そんな厳しい環境で自分の夢を追うことに集中できて周りの人とも高めあうことができる。何より本気で自分の叶えたい夢に向かって毎日を過ごせるということにとても魅力を感じました。

 

自分の可能性に賭けてみたい。

 

この時私の心は決まりました。

 

海外に出て自分を鍛え、そして本気で夢を追いかけよう。

 

これがドイツ蹴球記の始まりとなりました。

 

 

 

 

 

拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございます。うまく伝えていけるか正直不安ですが自分なりに頑張ってこのブログが誰かを勇気づけたり、何かの手伝いになることができたらそれは私にとってとても幸せなことです!

 

皆さんの毎日がHappyでありますように。                                              Viel Glück