ドイツ蹴球記 〜19歳ドイツで学ぶ〜

ドイツ流、僕が世界で感じたこと

留学をしてから自分の中で変わったこと5選

留学をしてから自分の中で変わったこと5選

 

頑張って毎日ブログを更新したいと思っているのですが、なかなか時間が取れず悔しい思いをしている今日この頃です。

 

皆さんこんにちは、ドイツにワーキングホリデーで留学中の者です。

今回はドイツに来てからまだ半年しか経っていませんが、自分を見つめ直して日本にいるときとはここが変わったなと思う部分を「5つ」ご紹介したいと思います!

 

 

海外に出たからこそわかること、日本にいたらまず感じることのなかった変化がありました。

 

これから留学に行く方や海外に出てから何が変わるのか、留学してから何が得られるのか気になっている人のヒントになるといいなと思ってます!

 

それでは行ってみましょう!!!

 

 

 

1,コミュニケーション能力の向上

 

2,世界を視野に入れた考え方

 

3,ものを長く大切に扱う、周りのモノへの感謝

 

4,日本のいいところに気づく

 

5,勉強への熱意

 

 

 

 

1 コミニュケーション能力の向上

 

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私自身、高校の時などは授業中の発言なども含めてよく喋るタイプだったので会話の中心になることことも多く自分のコミュニュケーション能力にはとても自信がありました。

 

なので、最初は持ち前の明るさと元気良さでたくさんの人に話しかけて色々な人と友達になろう!

と思っていたのですがなかなかこれが難しく、話しかけることはできても話が長く続かせることができなくて最初の頃は話が行き詰まったりしてシーーンとした雰囲気になることもありました。

 

「あれ、俺ってコミュ力なかったのかな」と自分の中で自信のあったものが一気に崩れ落、落胆しました。

 

海外の人達は、いい意味でさっぱりしていて自分の興味のない話には本当にずっと黙ったまんまでなかなか食いついてくれず、話を続けようとか思わないようで会話の難しさを感じていました。

 

でもさすが海外だな、と感じたことがミーティングの時のことです

 

彼らは自分の意見や感じたことはズバズバ発言していて監督が話途中なのに急に話に入って行ったり。普段全然喋らない大人しそうな人が急に立って身振り手振りで話をし始めたりとチームのための意見交換をみんなで必死に行っていて

 

日本と全然違うな、と圧倒されました。

 

自分の主張をし意見をぶつけて日本では一人がたくさん喋ってみんながウンウン頷く感んじであまりミーティングの意味を理解していませんでした

 

しかもみんな完全否定はしないのでみんなの意見を組み合わせてミーティングを作り上げている感じがあって私はとても良いなと感じました。だからみんなも自分の思っていることをどんどん言っていけるし私自身もみんながしっかり受け入れ得てくれるとをわかっているから拙いドイツ語でも一生懸命ミーティングに参加していきました。

 

コミュニケーション能力と一言で言ってもさまざまな形があることを学びました。

 

相手にまっすぐ自分の気持ちを伝えたり、ジョークを交えて明るい雰囲気にしたり、初対面の人にも臆せずに話しかけることができたりと、本当に些細な会話の中にもその人の魅力を入れ込むことができる。

 

このような点を踏まえるとコミュニケーション能力は海外の方の方が長けているなと感じます。そしてみんなと会話をしていくうちに日本にいる頃より自分に素直に相手のことも考えながら会話ができるようになっているなと感じました。

 

海外に出たら「あなたはどう思っているの?」の質問にはっきり答えなければいけないのでコミュニケーション能力はどんどん向上していくと思います。

 

 

2 世界を視野に入れた考え方

 

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こちらに来てからは一歩外に出ると、本当に様々な国や地域の人たちと交流するチャンスがゴロゴロしています。

 

街ゆく人たちはそれぞれ生い立ちや考え方が違って、自分の知らない世界がこんなにあるのかと自分の知識の幅や価値観を大きく広げることができます。これは、日本にいるときよりも身近にそして深く感じることができると思います。

 

私が住んでいるドイツはEU圏内ですので、隣の国のベルギーやオランダなどもパスポートなしで行き来できます。国境を車や電車で越えれることに最初はとても驚きました。このような経験を経て私は、世界には私の知らないことで満ち溢れている。そして当たり前のことですが、この地球に私たち人類が住んでいることを再確認することができました。

 

裕福で高そうな車を走らせている人もいれば寒空の下外で毛布にくるまりながら眠っている人もいました。

 

肌の色は違うけど楽しそうにショッピングをする人たちの姿があったり、毎週末教会に足を運ぶ人たちなど本当に様々な背景を持って今を生きているのだなと少し街を歩くだけでそれらを強く感じることができます。

 

 

自分の考え方が日本にいた頃に比べて世界を視野に入れた考え方に変わっていっていることに気づき、世界規模で物事を考えられるようになりました。少し大袈裟かもしれませんが、この考え方を持っているかいないかでものの捉え方はだいぶ違ってくると思います。

 

これは留学をして得たものの中でもとても大きなものだったと思います。

これからの人生でこの視野の広さは必ず役に立つと思うからです

 

 

3 ものを長く大切に扱う、周りのものに感謝できるようになった

 

 

 

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ドイツ人は物を長く大切に使うと言われています。

 

私もあまり無駄遣いなどはせずに必要なものだけにお金を使うようにしているのですが私が日本からドイツに留学するとき、パッキングをしてて一つ思ったことがあります。

 

「あれ、持っていけるもの少ないな!!」

 

特に服……。

 

キャリーバッグに荷物を詰めていると本当に必要なものだけしか詰められないので自分の持っているものを選別していかなければいけません。

 

そしてなんとか荷物を重量ギリギリに詰め込みドイツに渡りましたが、現地で一緒に住んでいるルームメイトに、

 

「君、荷物多いね。」と言われてしまいました。。

 

「。。。。」

「これでもかなり減らしたのに…」

 

全然こんなんじゃ足りないのに!と思っていたのですか数ヶ月がたちふとあることに気づきました。

 

「なんか。みんなおんなじような服着てる。」

 

ドイツの男の人だいたいジーパン履いてます。それか黒いスキニー。それに比べて私はズボンを毎日変えて5つくらい着回していました。大学に通っていた頃はそれくらい普通だったのになんだか私が逆に浮いているような感じがしました。

 

他にも結構ボロボロの靴下を履いていたり、スパイクや靴なども接着剤を使って長く使っているような選手をとても多くみました。

 

街中を歩いていても、「味」というのでしょうか。

このバッグ長く使っているんだろなという感じがひしひしと伝わってくるのです。

汚くてボロいと言うよりは自分で磨いて長く使えるように工夫している感じです。

 

物に愛着を持って長く使えるように丁寧に暮らす。

 

とてもドイツらしくて素敵なことだなと思いました。

 

 

これを意識するようになってから身の回りのものを選別して自分の好きなものを長く使おうと思えるようになりました。

そうすると無駄なものを買わなくなって節約になる上、自分の周りにある最低限のもので生活するようになるので物に対しての愛着が湧いてきました。

 

日本にいた時はものを使って捨てる。そしてまた新しいものを買う。

と、お金が許す限り自分の生活やその時の気持ちを優先して消費生活を繰り返していましたが、ドイツに来てからはあまりごみを出さないように意識するようになったり。最近流行っているサスティナビリティな考え方を意識するようになり地球のためにもなるので私はこの考え方を大切にしていきたいと思うようになりました。

 

 

 

 

4 日本のいいところに気づく

 

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これはよく聞く話なのですが、日本って素晴らしいなと改めて気づくことができます。

 

私がまず一番に思うのは

 

「日本のご飯って本当においしい!」

 

私が日本人だからかもしれませんが日本食って本当に美味しいんですよね。

しかも安くて健康的という。もう最強だと思います。

 

でもドイツで日本食を食べようと思っても結構な値段します。またドイツの方向けに作られているのであれは日本食かと言われると素直に頷けません。

 

ドイツ料理ももちろん美味しいです!たくさんのポテトにボリューム満点のお肉。ソーセージにビール、パスタやピザなども種類がたくさんあってどれを頼んでも本当に美味しく、満足できるのですが。

 

ふと「日本食食べたいな」と思うことがあります。。。。。

 

 

ご飯だけではなく、日常生活の中でもここは日本の方が優れているなということがいくつか思い当たったりします。

 

日本は財布を落としたりしたら高確率で帰ってきますし、スリも少ないです。世界とくらべると日本の治安はとてもいいんだなと思います。

 

接客なども本当に日本の皆さんは丁寧ですし、コンビニもあって当たり前だと思っていたけどドイツは24時間やっているお店はありません。

 

日曜なんてレストラン以外はお店閉まってます。

 

このように日本にいる当たり前は世界に出たら当たり前ではないと言うことはいくつもあります。

 

だからこそ日本の良いところに気づけたり逆に世界から見た日本の悪いところにも気が付けるのかもしれません。

 

 

 

5 勉強への熱意

 

 

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 最後に勉強への熱量です。日本にいた頃に比べると言語への勉強の熱量がかなり変わりました。

日本にいた頃は、「まだ先のことだから」とか適当な理由をつけてあまり勉強に力が入らなかったこともあったのですがドイツに来てからは周りとのコミュニケーションがあまりにもうまく取れなくてとても焦りを感じました。

 

 

まあその焦りを感じてからでは遅いのでしょうが、、、、

 

 

また、もっとチームメイトと色々な話をしたいと思うようにもなりました。そのために必要な単語力、理解力が私には圧倒的に足りなかったので伝えたいことが伝えられないと言うことにとてもストレスを感じていたし同時に悔しさを感じました。

 

そして必然的にもっと勉強したいと思うようになっていきました。正確には、勉強しないといけないなと本気で思えるようになりました。

 

また、勉強したことをその日の練習で使うことでインプットとアウトプットが1日でできてすぐに脳に定着するようになりました。家で勉強したことをその日のうちにネイティブの人を相手にチャレンジできたのでどんどん頭の中に入ってきました。

 

このようなことを繰り返していくうちに段々と喋れる言葉が増えていき、チームメイトから褒められたり、自分の伝えたいことが伝わったりすることで嬉しさを覚えて、さらに勉強を頑張ろうという気持ちになれました。

 

こちらに来てからは無理矢理にでもドイツ語を使わないいけないので現地に行くことは本当に言語上達の近道なんだなと感んじました。

 

 

まとめ

今回は私の中で大きく変わった部分を5つ紹介させていたきました。留学は人生の中で何度も行けるわけでもないし本当にあっという間に終わってしまいます。

その限られた時間の中で何を感じてどのように自分を成長させていけるかは自分次第です。

私とは違った変化を感じることもできる人もいると思います。それでも留学経験の中から得られるものは必ず今後の人生で役に立つことばかりだなと強く感じます。

 

この記事が皆様の役に立てれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!次回の記事もお楽しみに。